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珍しいお野菜たっぷりの昨日の晩御飯
アーユルヴェーダの栄養学でカラフルな野菜がいいと習っていました
恵比寿のマルシェで出会った新鮮な野菜たちを、まさしく身体が欲していた
珍しい葉物野菜 春菊 トマト このトマトもきちんとトマトの味がして本当に美味しい
育った奥伊予では当たり前の野菜の味も東京だと感動的になる

アーユルヴェーダ的には 心には3つの質 があると捉えられています

サットバ sttva 純質  ポジティブ思考 前向き 計画、立案
ラジャス rajas 激質 行動に移す
タマス  tamas 暗質 物事を止める 終了する 無知

人間の心と体のシステムはバランスが取れているときに素晴らしいセルフヒーリングの力を発揮する
たとえ、病気や疾患を患ったとしても身体的、心理的システムのバランスを戻すことによって、病気の原因を取り除き、症状を緩和し、自分の力でダメージを癒すことができるようになる
アーユルヴェーディックなライフスタイルの目的は、このように心と体のバランスをとり、コントロールすることによって、病気から解放され、心の平安と幸福感と安定を得ることにあると考えられています

そして、食べ物がこうした心の質を支えていると考えられていて、健康的な生活するためには’サットバ’を高める食べ物を摂ることや生活習慣が重要

<サットバ的な代表的な食べ物>
新鮮な野菜や果物
ドライフルーツ(水に浸けて翌日食べる)
新鮮な牛乳、水 白湯
調理したての食事
ナッツ(特にアーモンドは脳にいい)
豆類 大豆、ムング(緑豆)
種類
消化しやすいもの
添加物が少ないもの
油っぽくないもの
口当たりが滑らかな物 

< サットバ的な生活習慣>
何よりも便秘を治す
毒素を出すオイルマッサージ
セルフマッサージは以下を参考にしてください
http://blog.livedoor.jp/sanakubo/archives/38811022.html
五感を清潔にする
五感(目、耳、口、鼻、肌)から入ってくるものはすべて食べ物と考える
綺麗な景色やアートを見る 心が穏やかになるような、魂に響くような音楽を聴く、新鮮なものを食べる、アロマや自然の香りをかぐ、肌に優しい生地やサイズ感のものを身に着けるなど
呼吸法 以下を参考にしてください
http://blog.livedoor.jp/sanakubo/archives/37013867.html
瞑想 細胞を若返らせる
睡眠 魂に栄養 自らの魂に戻る
適度に日光を浴びる
運動する
タッチンング(ハグする)
笑う、涙を流す サトヴィクな心になる

アーユルヴェーダでは食8割 施術2割といわれているくらいやはり’食’はとても大事
アーユルヴェーダでの栄養学は以前にも触れたことがあるが 味(ラサ)が重要な位置を占めている
これは私にとってはとても新しい概念でした
病気の治療において、あるいは未病に導くためには各人の気質、体質に合わせた’味’が欠かせない要素になるということ
食物の質や体のなかでの作用はその’味’によって決定づけられている
だからこそ食物やハーブが体のなかでどう作用するのか理解するためにはそれらの味を理解しなければならない考え方

アーユルヴェーダ的には’6つの味’
甘味 酸味 塩味 辛味 苦味 渋味


体内の臓器やシステムを正常に機能させるためには、この六味をバランスよく摂ることが大切とのこと
そしてこの六味を万遍なく摂らず、特定の味の食物ばかり偏って摂ることは’味の間違った取り方’といえます
味の間違った使い方は病気の原因になるそうです
間違った使い方は以下のとうり

1 特定の味を全くとらない

2 特定の味を過剰にとる
3 特定の味の間違った組み合わせ

正しい食事を気にかけないために、病気の根本原因が取り除かれなかったり、病気を誘発するという
そしてこうした味についての知識は、健康の維持だけでなく、病気の治療においても必要だということ
しかし、各々の体質に応じてその質、温製なのか冷製なのか 乾性なのか油性なのか そしてその効力(ハーブの質)にも作用して、初心者にはとても複雑なもののようにも感じる

ただ痩せればいい訳でもなく、何が自分にとって必要なのか? 家族にとって必要なのか?
アーユルヴェーダとは’生命の科学’ それは誰かに施されるだけではなく自分の生命を探究するべきものだとここにきて、改めて強く感じている
これからますます自己責任の時代に突入ですね
自分と家族にそして自分の周りの方々に必要なことは何か 心に届く提案がしていけたらと考えています

P1200708アーユルヴェーディックな6味の中でなかなか苦味、渋味をバランスよく取り込むことが難しい
そしてまさしく身体がその味を欲しておりました
昨夜は少し意識してアーユルヴェディックな晩御飯

まず鶏肉は昨日買ってきた黒胡麻塩とフェンネルシードにて下ごしらえ
P1200709フェンネルには消化を助け、胃腸に溜まったガスを除いてくれる働きがある
消化不良や便秘、お腹が張ってるときに効果的、また利尿、発汗作用が在る為に古来からダイエットに効果のあるハーブとして使用されていたそうです
利尿作用によって体のむくみを和らげ、手足のむくみを取り除きます
食欲を抑え、胃を強くする効果があるとも言われています
主には魚料理や鶏肉の料理に向きます
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鶏肉とエリンギ、ピーマンのグリル
カラフル野菜のサラダ 
菜の花のお浸し
手作りピクルス(大根、ニンジン、きゅうり)
レンズ豆の薬膳スープ(アーマバスター入り)
玄米 

有名な料理家の道場六三郎さんご用達 専属契約されておられるというお米(玄米)で頂いた
本当に美味しかったです
ごちそうさまでした