福祉美容の講習に通い、昨日認定を受けました
これから日本が抱えることになる大きな問題についてもレクチャーがありました
超高齢化に向けてまっしぐら
あと5年後には3人に一人は65歳以上
皆が定年しちゃったら、一体だれが稼いでくれるのか?
どうやって支え合って生活していくか?
身体が不自由になった時、家族にみんながみんな支えてもらえるのか?
老人施設もいろんなタイプのものが増えて既存のイメージとは異なってきていますが
それでもみんながみんな施設に入りたいとは思っていないハズ
自分は若いと思っていてもあ――――っという間に10年くらい経ってしまいますしね
国も対策を立て、地方自治体と具体的施策を練っておられるらしい
いままで無頓着に生活してきて、地域と繋がるなんてイメージもできていなかったけれど
親も本当に高齢になってきたし、意識的に考え始めないといけないなぁと
ぼんやりと思っていました
例えば自分が70になった時、80になった時
強制されることなく自分の意思で行動し続けていけるか?
山野愛子先生は晩年 自分自身が動けなくなり、病院に入院され
病院で受ける美容サービス(洗髪など)に納得がいかなくて
美容福祉を重点的に教育するように遺言になさったそうです
再度通った山野美容専門学校の地下には山野先生の歴史館があります
3年も通ったのに、実際訪ねたのは初めてでした
こんなちょっと恐ろしい パーマ機器も置いてあったり
こんな面白い教訓もありましたよ
いいですね
よいパートナーに恵まれてさらにたくさんの幸せに関与されておられる
人生100年時代 本当に定年60過ぎてもまだ倍近く人生あるかもしれない
どんなふうに生きるのか?
今は亡き山野愛子先生が提唱された 美道5原則
加齢の研究はまさに医療をはじめ様々な分野で世界中で進められていますが、
中でも老化に対抗する アンチエイジングは一世を風靡しました
アンチというより加齢を受け入れて健康で活動する
ヘルシーエイジングに今後もフォーカスして取り組んでいきたいと考えています
ジェントロジーは加齢と高齢者に対する理解
自分自身が高齢者になることをイメージして
高齢社会全体の課題や対処法を考える力を身に着けたい
高齢者も含めたすべての人々の QOL(Quality Of Life)生活の質を高める
美容の力と役割をセルフケア(依存しないで自立する)の考え方は担うことができうるかもしれない
もちろん若いころからそのような考え方が身に着くと、とても 生きやすくなる と私は思っています
老いや死への恐怖にとらわれることなく、
’生きるほどに美しく’ 人生を輝かせる生き方を追求できるようになるかもしれない
加齢変化を退行のプロセスではなく、生涯発達のプロセスとして捉える学び
それが ’美齢学’ = アーユルヴェーダ (生命の科学)だなぁ と感じています
学んだことのノウハウを自らの為に覚書
本当にベテランの講師陣からの教えは実践に基づいてとてもわかりやすかった
身体の不自由な方にどうやって楽な姿勢をとらせるのか
起こすときには出来るだけ身体をコンパクトにまとめ(脚、手交差させる)
手前に(起こす側)転ばせる
右手を腰骨を押し 左手は右肩を引く
身体の自然な動きに任せて、力は使わない事 自然に座れる
決してそこから引っ張り上げようとしないこと 右腰、左腰スライドさせる
無意識にも元気な人が立ち上がる時どうしているか?
浅く腰かけて、踵をベット側に着けて 重心を前に
両足の間に自らの脚を入れて、ただ抱き着いてもらうだけ
力を入れて引っ張り上げないこと
応用は椅子から立ち上がるときも同じ 例えば左半身麻痺の場合
麻痺側に立つ
麻痺しているつま先、膝ストップさせて重心を前に
右手は腰に 必ず左手は左肩を支える
力を使うことなく、不安感を持たれることなく
自ら立ち上がることをただ支えるだけ
車いすから立ち上がるときにも同様に
車いす必ずストッパーかけてから
①麻痺した側の前輪くらいに踏み込み 健常側に重心を移してもらったら
②左手を内腿から交差するように差し込み
③顧客様の左足は持ち上げずに前にスライドする
右足も同様に実施
浅く腰かけてもらえたら先ほどと同じ
抱きついてもらって立ち上れる
では座ってもらうときはどうするか
脇から手を差し込んで手を組んで
①右足に重心を乗せ、腕には力を入れない(入れると顧客様痛いよ)
②前かがみになって そのまま左足に重心を乗せるだけ
③後ろにすーっとスライドさせる
この時の掛け声は えんやーっとっと
引き寄せるまえに何度か えんやーとっと とエアーリハーサルしてやっと私もできるようになった
河内先生に教わったノウハウはご自宅で介護なさっておられる方にもいろんなヒントがある
力を使わず、人間の運動機能 ボディーメカニズム に沿って実践する
実際に車いすに乗って講習
初めて車いすに乗ってみて、目線の違いを実感 地面からの冷気もさらに感じられる
どんな動きが怖いのか、また目隠しして歩いたり
どんな声替えや誘導が大事か体感してみないと分からない事ばかりでした
麻痺している方、車いすに座ったまま上着の着せ方
着物の着付け方まで
椅子の上に着物を置き そこから着付けていく技はびっくりするものでした
帯も背もたれ上に装着する
お手洗いに行くことまでも考えた着付けに驚いた
諦めることなく、親族の歓びの席、あるいは哀しみの席にも参列ができるようになる
便利さに驚いた 吸いコーム
掃除機に装着して利用 コームも必要がないこのホース
これは子どもなどにする お家カットにもとっても便利品になりそう
何しろ毛が飛び散らない仕組み
これは一般のご家庭にもヒット品になる仕掛けがいろいろある
そのようにたずねたら、福祉美容師に使ってもらいたいので一般販売はしていなくて
この講習を受講しないと手に入らないそうです
寝たきりでも使用が可能
出来るだけ髪を枕の上に出してカットする
切り残した後ろ髪
座れる方はベットを起こして切る
起こせない方は身体の移動で学んだことを参考に
位置をずらして下から切る
洗髪も寝たきりでもできる
タオルを屏風だたみ 6層にしてぐるり巻き
ベットに防水シートや安心シートやペットシートなど敷いて
排水しやすい場所に設置 バケツなどの下にはレジャーシート
首元に尿漏れパッドなどするときは顧客様の了承のもと使う(いろんな価値観があるから)
シャワーケープも装着して
寝たままシャンプー
お湯に限りがあるので実施には諸注意が必要になります
どんなシャンプー、リンス使うのか? 洗い方はどうするのかなど
身に着けた知識や技術もどんなふうに活かしていけるか、
またいろいろイメージしながら取り組みたいと考えています
学べば学ぶほど、足らない技術力や知りたいことも増え
またさらに精進が必要です
実際にチャレンジしてみて、何が良かったかと言えば、いろんな経歴のプロの美容師の皆様にお会いできたこと
これから相談することもできるし、とっても心強い
何十年も美容師として働いてこられた皆様は顧客様が美容室に通ってこられなくなることもある
施設や病院で勤務されたり、施設にて着付けのサービスをされておられる美容師さんもおられた
とある美容室は若いスタッフも全員学びに来ておられた
講師のお話の中にはお亡くなりになった後、毛染め(ヘアマニュキュア)サービスをしたこともあるらしい 綺麗になって皆に会いお別れするために喜ばれるサービスもある
いろんな想定のもと、よりよいサービスの一つとして即実践なさる方も多いということを伺い知ることができました
アーユルヴェーダ商品のお求めは便利なWEBショップもご利用下さいませ
これから日本が抱えることになる大きな問題についてもレクチャーがありました
超高齢化に向けてまっしぐら
あと5年後には3人に一人は65歳以上
皆が定年しちゃったら、一体だれが稼いでくれるのか?
どうやって支え合って生活していくか?
身体が不自由になった時、家族にみんながみんな支えてもらえるのか?
老人施設もいろんなタイプのものが増えて既存のイメージとは異なってきていますが
それでもみんながみんな施設に入りたいとは思っていないハズ
自分は若いと思っていてもあ――――っという間に10年くらい経ってしまいますしね
国も対策を立て、地方自治体と具体的施策を練っておられるらしい
いままで無頓着に生活してきて、地域と繋がるなんてイメージもできていなかったけれど
親も本当に高齢になってきたし、意識的に考え始めないといけないなぁと
ぼんやりと思っていました
例えば自分が70になった時、80になった時
強制されることなく自分の意思で行動し続けていけるか?
山野愛子先生は晩年 自分自身が動けなくなり、病院に入院され
病院で受ける美容サービス(洗髪など)に納得がいかなくて
美容福祉を重点的に教育するように遺言になさったそうです
再度通った山野美容専門学校の地下には山野先生の歴史館があります
3年も通ったのに、実際訪ねたのは初めてでした
こんなちょっと恐ろしい パーマ機器も置いてあったり
こんな面白い教訓もありましたよ
いいですね
よいパートナーに恵まれてさらにたくさんの幸せに関与されておられる
人生100年時代 本当に定年60過ぎてもまだ倍近く人生あるかもしれない
どんなふうに生きるのか?
今は亡き山野愛子先生が提唱された 美道5原則
加齢の研究はまさに医療をはじめ様々な分野で世界中で進められていますが、
中でも老化に対抗する アンチエイジングは一世を風靡しました
アンチというより加齢を受け入れて健康で活動する
ヘルシーエイジングに今後もフォーカスして取り組んでいきたいと考えています
ジェントロジーは加齢と高齢者に対する理解
自分自身が高齢者になることをイメージして
高齢社会全体の課題や対処法を考える力を身に着けたい
高齢者も含めたすべての人々の QOL(Quality Of Life)生活の質を高める
美容の力と役割をセルフケア(依存しないで自立する)の考え方は担うことができうるかもしれない
もちろん若いころからそのような考え方が身に着くと、とても 生きやすくなる と私は思っています
老いや死への恐怖にとらわれることなく、
’生きるほどに美しく’ 人生を輝かせる生き方を追求できるようになるかもしれない
加齢変化を退行のプロセスではなく、生涯発達のプロセスとして捉える学び
それが ’美齢学’ = アーユルヴェーダ (生命の科学)だなぁ と感じています
学んだことのノウハウを自らの為に覚書
本当にベテランの講師陣からの教えは実践に基づいてとてもわかりやすかった
身体の不自由な方にどうやって楽な姿勢をとらせるのか
起こすときには出来るだけ身体をコンパクトにまとめ(脚、手交差させる)
手前に(起こす側)転ばせる
右手を腰骨を押し 左手は右肩を引く
身体の自然な動きに任せて、力は使わない事 自然に座れる
決してそこから引っ張り上げようとしないこと 右腰、左腰スライドさせる
無意識にも元気な人が立ち上がる時どうしているか?
浅く腰かけて、踵をベット側に着けて 重心を前に
両足の間に自らの脚を入れて、ただ抱き着いてもらうだけ
力を入れて引っ張り上げないこと
応用は椅子から立ち上がるときも同じ 例えば左半身麻痺の場合
麻痺側に立つ
麻痺しているつま先、膝ストップさせて重心を前に
右手は腰に 必ず左手は左肩を支える
力を使うことなく、不安感を持たれることなく
自ら立ち上がることをただ支えるだけ
車いすから立ち上がるときにも同様に
車いす必ずストッパーかけてから
①麻痺した側の前輪くらいに踏み込み 健常側に重心を移してもらったら
②左手を内腿から交差するように差し込み
③顧客様の左足は持ち上げずに前にスライドする
右足も同様に実施
浅く腰かけてもらえたら先ほどと同じ
抱きついてもらって立ち上れる
では座ってもらうときはどうするか
脇から手を差し込んで手を組んで
①右足に重心を乗せ、腕には力を入れない(入れると顧客様痛いよ)
②前かがみになって そのまま左足に重心を乗せるだけ
③後ろにすーっとスライドさせる
この時の掛け声は えんやーっとっと
引き寄せるまえに何度か えんやーとっと とエアーリハーサルしてやっと私もできるようになった
河内先生に教わったノウハウはご自宅で介護なさっておられる方にもいろんなヒントがある
力を使わず、人間の運動機能 ボディーメカニズム に沿って実践する
実際に車いすに乗って講習
初めて車いすに乗ってみて、目線の違いを実感 地面からの冷気もさらに感じられる
どんな動きが怖いのか、また目隠しして歩いたり
どんな声替えや誘導が大事か体感してみないと分からない事ばかりでした
麻痺している方、車いすに座ったまま上着の着せ方
着物の着付け方まで
椅子の上に着物を置き そこから着付けていく技はびっくりするものでした
帯も背もたれ上に装着する
お手洗いに行くことまでも考えた着付けに驚いた
諦めることなく、親族の歓びの席、あるいは哀しみの席にも参列ができるようになる
便利さに驚いた 吸いコーム
掃除機に装着して利用 コームも必要がないこのホース
これは子どもなどにする お家カットにもとっても便利品になりそう
何しろ毛が飛び散らない仕組み
これは一般のご家庭にもヒット品になる仕掛けがいろいろある
そのようにたずねたら、福祉美容師に使ってもらいたいので一般販売はしていなくて
この講習を受講しないと手に入らないそうです
寝たきりでも使用が可能
出来るだけ髪を枕の上に出してカットする
切り残した後ろ髪
座れる方はベットを起こして切る
起こせない方は身体の移動で学んだことを参考に
位置をずらして下から切る
洗髪も寝たきりでもできる
タオルを屏風だたみ 6層にしてぐるり巻き
ベットに防水シートや安心シートやペットシートなど敷いて
排水しやすい場所に設置 バケツなどの下にはレジャーシート
首元に尿漏れパッドなどするときは顧客様の了承のもと使う(いろんな価値観があるから)
シャワーケープも装着して
寝たままシャンプー
お湯に限りがあるので実施には諸注意が必要になります
どんなシャンプー、リンス使うのか? 洗い方はどうするのかなど
身に着けた知識や技術もどんなふうに活かしていけるか、
またいろいろイメージしながら取り組みたいと考えています
学べば学ぶほど、足らない技術力や知りたいことも増え
またさらに精進が必要です
実際にチャレンジしてみて、何が良かったかと言えば、いろんな経歴のプロの美容師の皆様にお会いできたこと
これから相談することもできるし、とっても心強い
何十年も美容師として働いてこられた皆様は顧客様が美容室に通ってこられなくなることもある
施設や病院で勤務されたり、施設にて着付けのサービスをされておられる美容師さんもおられた
とある美容室は若いスタッフも全員学びに来ておられた
講師のお話の中にはお亡くなりになった後、毛染め(ヘアマニュキュア)サービスをしたこともあるらしい 綺麗になって皆に会いお別れするために喜ばれるサービスもある
いろんな想定のもと、よりよいサービスの一つとして即実践なさる方も多いということを伺い知ることができました
山野美容専門校 通信科をこの3月卒業しましたが、
その折の教本のうち 後半にはこんな本も配本されていた
道徳のような本
通信生は勝手に読んでねみたいに送られてきただけですが、普通科の学生は道徳のような授業もあったのかなと氣にになりました
そこにはこんな智慧が掲載されていた
これからもさらに修行 繰り返し努力
吸いコームもタンスの肥やしにならないよう、まずは家族に犠牲になってもらおうかな
方法は一つではないし 自分に合うやり方を考えればいい
これからもまず1歩 行動すること
本当ですね
生活習慣病 っていい名前をつけたなぁと思います
毎日の生活の中で必要なこと
大事に思っていることをこれからもコツコツお伝えしていけたらと考えています
健やかに 幸せに 暮らす習慣は まさしくまずは自分の為に
そして家族の為に さらには関わる全ての皆様の為に
少しの変化が人生後半にもたらす影響の大きさを感じています
これからもどうぞよろしくお願いします